2018年12月27日木曜日

NEW_OUTGOING_CALL

OCN電話のプレフィックスを付加させる動作で手元のスマホで動作が少しおかしいので少し調べてみました。

ダイアルするときに
「発信できません。」

というダイアログが表示されるもののしっかりと付加処理後の番号でダイアルされている感じに。

通話なんて滅多に使っていませんでしたが、そういえばずいぶん前にファームのアップデートがありました。

ターゲットとなる端末の状態は…
ビルド番号 01.00.05
Android 5.0.2
カーネルバージョン 3.4.0
古い端末になりますが、買い換えようと思いつつも、SH-M02使い続けています。

動作を調べてみたところ、1回のダイヤルで2回NEW_OUTGOING_CALLを受信している感じなので、ログで動作を詳細に見てみることに。

やはり2回呼び出されていて、一回目はgetResultData()は設定されていない状態で、2回目はgetResultData()が設定されている状態でした。

abortBroadcast()させてみたり、マニフェストのandroid:priorityを変えてみましたが、この辺の処理であまり動作を変更したくないので色々と試したところ、getResultData()がセットされていないときに処理を行わないようにしたら動作が落ち着きました。

この状態で手持ちの端末で様子を見ていますが、2回呼び出しが行われているのはSH-M02だけなのでこれがAndroidバージョンによるものなのか、ビルドによるものなのか、もしくは他のアプリが原因かは不明。

2018年12月3日月曜日

FFFTP V3.5でSSL暗号化を有効化したvsftpサーバーへ接続できない

先日PCを入れ替えたのでFFFTPも最新の物をダウンロードして使ってみたのですが、どうも一部のraspbeery piのvsftpへの接続がうまく行かない状況に陥っていました。

原因がはっきりしないままモヤモヤしていました。
完全に接続できない状態ではなく、FFFTPの画面上ではFTP接続した後にディレクトリを受信した状態で完了せず、受信中断以外は何もできない状態になりました。
受信中断ボタンを何度か押すと、ディレクトリが表示され使えるような雰囲気になるのですが、ディレクトリの読み込みタイミングで何度も同じような状況に陥ってしまい使い物にならなくなりました。

ですが、ほかのRaspberry Piへの接続は問題なく行くので、FFFTPが原因だとは思いつつも放置していましたが、また同様の状態になったので、何が違うのか調べてみると、うまく接続できないパターンはvsftpのSSL暗号化を有効にしているものへのアクセスが失敗していました。

ただ不思議なのは、FFFTPのサーバー登録を新規で行って接続するとうまく接続できたことが少なくとも1回はあったので、変なバグが潜んでそうな感じです。
暗号化設定のページでWinSCPというFTPクライアントを使用していたのでそれをダウンロードして使ってみたところ、SSL暗号化を有効にしたvsftpでも問題なく接続できることを確認できました。

https://iotdiyclub.net/raspberry-pi-3-vsftpd-setting-ssl-1/
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/winscp/

ただ、このWinSCPのファイル転送はバイナリモードで行われることを前提としている雰囲気で、転送はできるものの、改行変換は行われない模様。内臓エディタで直接編集できるからいいっちゃいいのかもしれませんけど、ちょっと難ありでした。

私も、バイナリ転送だけでいいんじゃね的な思想の時期もありましたが、今では変換ありも捨てがたいと思っています。万能テキストエディタを使ってればいいんですけど、結局デフォルトのエディタが一番使う機会が多い。