2022年8月18日木曜日

moto e32s スクリーンショットのジェスチャ機能が少し怪しい

先日moto e32sのタッチスクリーンがちょっと独特だったといった内容を書いたのですが、その際にスクリーンキャプチャを行ったとき、録画した時にスクリーンキャプチャアプリで触れている場所が正しく表示されていたので少し確認してみました。

手前味噌なアプリは、アプリレベルで実際にタッチ情報がどのように受け取られるのか?という疑問を解消するのが目的のアプリです。作成当時はKitKatとかそのへんなので、現状ではAndroidのバージョンがかなり上がってタッチ情報の扱いが拡張されているかも?という疑念はあるものの、e32sで考えられそうなのは3本指タッチによるスクリーンショットのジェスチャハンドリングかな?と。

そんなわけで、早速オフにして確認したところ…その通りだったようです。

タッチの筆圧はおそらく固定だし、2点を超えるポイントは固定で0.001になっている感じで、この辺の仕様は理解しがたいです。

ただ手前味噌なアプリの疑念はあるので、少し最新のドキュメントを確認しなければ…

 

 

ドキュメントを確認したところ、

https://developer.android.com/training/gestures/multi?hl=ja

幅広いプラットフォームに最適なサポートを提供するために、MotionEventCompat を使用する必要があります。MotionEventCompat は MotionEvent クラスの代替ではありません。むしろ、そのイベントに関連付けられた目的のアクションを受け取るために、MotionEvent オブジェクトを渡す静的ユーティリティ メソッドを提供します。

と言う注釈があり、MotionEventCompatクラスを使用することが推奨されていました。しかし、実際にソースでMotionEventCompat.getActionMasked(event);と記述してみると、現状(33?)ではすでにgetActionMaskedは非推奨となっていてgetActionを使えということになっていました。リンクはMotionEvent.getActionになっていたので、MotionEventCompatクラス自体は非推奨ではないものの、他にも非推奨となっているメソッドが多数ありました。MotionEventCompatクラスは無くなるんじゃないかな?この辺のいきさつはわかりませんが。

と言うことで、結果的に現状の実装では問題ないんじゃないかと。

やれそうなことは、最新のSDKでリビルドするぐらいかな?

2022年8月13日土曜日

moto e32s

メインで使っていたTCL 10 Proの液晶を割ってしまいました…orz

原因は落下で、ベッドの上から落としてしまったのですが、落とした先がとても悪かったのです。不運にもサイドテーブルの角パイプの角に落下しました。

落下直後は少しのヒビだったのですが、時間が経つにつれ徐々に広がっている様子。

ディスプレイ交換の部品は1万5000円程度で調達できそうなのですが、2週間程度かかるということなので、2日ぐらい悩んだ末にギリギリ使えそうな安いスマホを購入することに。

それが今日届いたので、さっそく開封して使い始めてみました。

結論を言ってしまえば、入手価格でTCL10Proのコスパが良すぎて比較にならなかった。

開封して一番の驚きは、USBケーブルもなければ、イヤホンもなく、そして充電器もなかったということ。この辺は割り切ってしまえば影響は少ないので、その辺が無くなって低下が下がるのならそういう方向の方がいいとは思う。

今回重視したのは、GPSの性能とカメラ性能。それとついでにAndroid12の実機が欲しいかなぁと。正直触ってみないとこの辺はわからないので毎回運任せなわけですが。メモリはあればあるだけいいですが、ゲームメインではないので3G以上あれば十分な気はしますが、4Gは欲しい気がする。ストレージは128Gでしたが、ほとんど使っていなかったので、64Gもあれば、十分な気がする。それよりはSDカードスロットがSIMなどと兼用になっていないほうが嬉しいかな。

そして候補に挙がったのは格安スマホの有名どころのBlackViewとmotoシリーズ。TCLの後継機なら多少高くてもと思っていましたが、10Proの廉価版とかそんな感じで候補にあがらず。結果的に電波帯がBlackViewだとau向けになっているようで地下鉄で使えないのは不便なのでmotoに軍配が上がりました。そこからそれなりにスペック上でe32sでと。ディスプレイに関してはdpiが低い方が処理が軽いかな?とかそんな感じ。スマホでステレオスピーカーである必要性はないかなと。まぁステレオの方が嬉しいけど。で、それよりはイヤホンジャックの方があってほしいかなと。ただ、USB-Cからイヤホンジャックを出せるっぽいので無いときはそれなりに対応できるかな?

で、実際に電源を入れてアップデートして使えるようにするまでまつこと数時間。システムアップデートがWindowsUpdateなみにやたらと時間がかかりました。

端末コピーは使わない人なので、 起動後、Playストアでアプリのアップデートと、適当なアプリをインストール。

若干画面のもたつきに違和感が…まぁ方や定価5万でかたや2万。値段的にそんなもんか。

グラフィックスが崩れて遊べなくなったゲームを試したものの、やはりこれでもダメでした。

グーグルマップを起動してGPS性能を…motoお前もか…なんかコンパスの精度:低のままなんですが。これなら〇mazonでレビューを書いたら消された〇ukitelのあいつと変わらんじゃないか…

e32sのスペックを再確認すると、GPSはそろってそうだけどよく見ると磁気コンパスがなかった。まぁ、今回は一個買うほど気合は無いので…てか、予備機扱いのあいつでよかったんじゃね?とか気づいた…

そしてカメラ性能。

主に利用していた解像度は3472x4640なのでその辺の解像度で撮影できれば無問題。それよりは暗い場所でもライト無しで撮影できる程度の感度があればよかったのだが…

結果は…解像度は3456x4608で処理速度もそんなに違和感なく撮影できる感じ。暗所は…正直全くダメダメでしたw

ナイトモードもあったのですが、TCL10Proとは遠く及ばず。ライトは必須。夜景に関しては光源があれば何とかと言った感じで、肉眼で視認できる範囲よりかなり狭い範囲しか映らずブラックアウトしています。しかも、ナイトなんとかというモードにすると解像度が8M固定となっていて、このへんはカメラアプリの処理速度というか仕様となっている模様。

感触としては予備機のあいつよりはまぁましかな?

インカメラは顔認識の感度に影響するので若干気になっていましたが、感触としてはTCL10Proのインカメラとほぼ同等な感じです。

ちなみに、TCL10Proはアウトカメラの性能が良すぎてインカメラの性能がひどかった感じですが、e32sはインカメラの性能がスゲーとか感じました。実際に試しに撮影してみると、インカメラはどちらもほぼ変わらず。ディスプレイなどの光源があればそれなりに写るので画面が明るければ暗所でも顔認識は反応してくれそうです。(と言うわけで、それだけアウトカメラはTCL10Proと比べてしまうと比較にならないぐらい性能が良くないです。)

保存のオプションもなく、圧縮もかなりかかった感じでしか保存できないようです。

比較対象として予備機のあいつ(〇ukitelのC19Pro)より良いような気がするが…このへんも同時に撮影して比較してみるのもいいのかも?

まぁなんだ…正直なところ予備機のあいつ(〇ukitelのC19Pro)を触ってみた後と同様にガッカリ感が半端ないです。

 

最後にタッチパネルの性能を見てみたところ、面白いことが判明しました。

タッチ感度は固定でした。マルチタッチ的には10ポイントは判断するようですが、それぞれの追従は2ポイント以上では行われないという結果に。

逆に、2ポイントまでなら問題なく思った通りの反応をしてくれますが、それ以上ではデバイス的に追従は行われませんでした。

時期が悪いとは思っていましたが、メインとして使うにはグーグルマップで方角が表示されないっていうのがやはり一番厳しいかなぁ。

後からスマホを見直すと、一時期g31を在庫処分してた雰囲気があったものの、g31のほうが使い勝手上ないんじゃね?的な感じも。

 

番外として、motoのサウンドのセンスが無さすぎな気がします。カメラアプリもやたらうるさいし、結構きついかなぁ。

おススメポイントは少ないですけど、格安スマホの中でも中間ぐらいの価格設定ながら、4Gまでの電波帯なら問題なく多分全てのキャリアで使えるというぐらいしか無いかもしれないw

使用感の番外としては発熱はそれなりにある感じ。少し触ってただけでケースの外が暖かい感じになりました。それだけ熱効率が高いのかもしれないが、この夏使ってフリーズしないことを祈るばかり。

2022年8月6日土曜日

廃線

ものすごく理解しがたいと考えていることがある。

相当前から団塊の世代が抜けた後の社会構造への対応について、日本社会は何も手を打ってなかったという結果について。

公共事業の民営化を行って、結局責任を民間に擦り付けて美味しい汁は自分たちで分配。なんの努力もなく民間となった企業は基本的に現状維持に徹しそれ以上の改革は行わない。

鉄道に関してようやく身近な危機として騒ぎ始めているが、何もしなければ赤字路線は廃線しかなくなる。根本的に何もしてこなかった各鉄道会社は当然廃線の方向で話を進めるしかない。本当にそうだろうか?

一時期、自動運転化の話がもてはやされていたが、結局うやむやのうちに頓挫してしまった。

どうすればよかったのか?結果論となるが、自動運行システムを構築する手法として、廃線化される予定の路線を実証実験に使用することで整備や運行が最低でも数年は行えるだろう。急を要するのであれば、分社化された各鉄道会社で独立させた開発を平衡させれば一つが頓挫しても代替手段が残される。延命された廃線に関しては時間をかけてその後どのように運営するのか方向を模索することもできる。

そのころからゆっくりやったとしても、実証実験まで20年もあればお釣りがくるだろう。

鉄道に関しては国鉄が民営化される前から確実視されていたし、だれもがわかっていたこと。

ゼロから路線を引くのとすでにあるものの維持を行うのとどちらが社会負担が少ないかは明白。そうでないなら管理・維持で利権で固められておかしくなっているだけ。 

結局、だれの指示もなければ良くても現状維持。普通に考えて劣化することしかない。合理化もされない。そういう結果が今の日本。


電車の話ついでとななるが、どっかの鉄道会社は運行ダイヤの見直しを行ってから、やたらと駅での待ち時間が増えた。急行などの停車駅を減らした列車を運行しても到着時間は始発駅から終着駅まで、せいぜい10~15分程度しか変わらない。無理に速度を上げて騒音・振動公害をまき散らすぐらいなら各駅停車を運行しても大した差はないはず。クソダイヤを計画するぐらいならもっとまともなダイヤにしてもらいたいものだ。