2019年9月22日日曜日

FireHD10 brick

さっきまでプライムビデオを見てそのまま放置していたFireHD10が、気づいたら画面にリカバリーメニューが表示されていました。

このような経験がないので嫌な予感しかしませんが、考えられるのは自動アップデートで失敗したぐらいしか考えられません。

リブートしたり、ワイプしたり、出荷時の状態にしたりと、やれることはやりつくしたのですが、何をしても画面に起動時のAmazonロゴの表示が一瞬消えたあと、再度表示されしばらく経ってからリカバリーメニューが表示される状態に陥りました。

リカバリーメニューから工場出荷状態にしてもダメとなってしまったので、正当にやれそうなことからやり始めました。

アマゾンから最新のイメージをダウンロードしてリカバリーメニューから行えるサイドロードでfireHDへ流し込んでみます。

注意点としては、FireHD10のバージョンより古いバージョンを入れると文鎮化するっぽいのですが、公式ページからダウンロードすれば問題ないはず…

C:\>adb.exe sideload update-kindle-40.6.3.6_user_636558520.bin
* daemon not running; starting now at tcp:5037
* daemon started successfully
Total xfer: 2.00x

このあと自動的に画面が暗転したのか、リカバリーメニューから再起動させたのか、覚えていませんが、その後はなにをやっても画面が点灯する事はなくなりました。

完璧な文鎮化です。

新しいFireHD10が出てきそうな雰囲気ですが、最近のFireシリーズはスペックアップがほとんど無く、マイナーアップデートばかりですが、ちょっと期待したいところ。

ですが、目の前の文鎮となったものは主にプライムビデオ再生機として使っていて、古いFireHD8を代用してみましたが、アレクサのハンズフリーが無いのと、画面の解像度が低いのと小さいのとでちょっともやもやが止まらず、もう少し何とかならないかと試すことにしました。

検索して気づくのは、日本語ソースの情報が少なく、この手のサイトはxdaぐらいしか情報がなさそうだったこと。

いやな予感しかしませんが、目の前の(ry

現行のFireHD10のGen7はカバーを開けずにusb接続だけでrootがとれる状態の様なのですが、一番の問題はリカバリーメニューも死んでいるためにSoCのバックドアを利用するしか無さそうということ。FireHD10はMTKのSoCを採用しているので、それ系の方法で攻めることができそうなのがわかりました。

このバックドアを利用する一般的な方法はバッテリーを外した状態からゴニョゴニョする様なのですが、windowsで確認したところなんとなくusb接続までは確認できました。
windows10ではそれまでドライバをどこかから入手する必要があった様ですが、現行の10では別途用意する必要はありません。
が、そこから先に進めず途方に暮れることに。

原因がwindows10のドライバなのか、文鎮なのか不明なために、気が済むまで様子を見ました。ドライバを強制的に入れたりもしてみました。
結論としてはFireHD10の第七世代機はSoCのバックドアをハード的に制限しているということが書かれている記事を見かけました。

とりあえずここまでで、電源投入からWindows10とFireHD10をUSB接続してスクリプトを実行してデバイスとしてMTKのUSB接続(MediaTek PreLoader USB VCOM Port)までは確認できました。

しかしこれ以上何とかするためにはWindowsではなくLinuxベースの環境が必要となりそうです。
幸いにもUSBがついている環境としてRaspberry piが絶賛稼働中なのでそれを利用することにしました。

最初はまったく上手く行かず、USBの接続すらできない状態だったのでかなり悩んだのですが、接続したRaspberry piが、ターミナルで開いているものではなく、別の部屋のRaspberry piだったという…。

そんなに大変なセットアップではないのですが、面倒なので移動して接続するとあっさりとハンドシェイクまで無事確認できました。

ただ、そこからが全く進まず、やはりハード的に細工しないとこれ以上は無理そうな感じでした。
時間も無くなり、これ以上はいったんあきらめることにしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿