熟考して購入したはずだった中華スマホでしたがコンパスがなかったため、おそらくそのショックの反動ですぐに別の端末を購入してました。
正直TCLというメーカーは知らなかったのですが、メインはテレビだったのかな?レビューをみると初期不良も多い感じでしたが、手元に届いたものは問題ありませんでした。少し調べてみると2004年にテレビ事業の会社と携帯事業の会社としてアルカテルを買収してたみたいですね。某ガジェット系YouTubeチャンネルを見ていてアルカテルの端末を触ってみたかったのでこの端末を見ると、アルカテルの血が流れているような気がしてきました。
少しいじってみて気づいた短所から書いてみましょうか。
まずこの端末は今流行りのDSDSとかではなく、SIMは一つしか入りません。SDカードの挿入はSIMカードをセットする裏側という初めて見る形状となっています。最初はSDカード入れられない機種なのかな?と思いましたが、説明書を見て驚きました。
タッチパネルは10ポイントでしたが、圧力は固定のものでした。誤動作が無ければ欠点にはなりませんが、お絵かきアプリを使用している方は注意点かも。
と、欠点と言えばこのぐらいでしょうか?強いて上げればバッテリー容量が4000mAなので欲を言えばもう少しほいかもしれません。
欠点と言えば、これぐらいしかありません。この辺は複数のSIMを使っていなければほとんど問題はないと思います。
次に長所をあげると、
この価格帯で液晶パネルが有機ELで黒の表現は文句なし。エッジに関しては正直微妙ですが、見た目は悪くはないです。欠点になりえるのが屋外での太陽光下での使用でしょうか。液晶パネルのつもりで輝度を落としていると全く見えない状態になってしまい、輝度を上げようにも全く見えないので結構絶望的な状況になりました。輝度をオートにしておけば回避は可能なのですが、輝度のオートって使いづらいですよねぇ…個人的な問題ですが。
実際に使ってみて一番驚いたのはカメラの写りが予想を大幅に上回っていました。カメラアプリを開いた後、何も考えずただシャッターを切るだけでほとんどのシーンが綺麗に取れました。明るい場所はもちろん、暗い夜景や、なんと夜空の星まで。いくつかの撮影シーンのプリセット設定がいくつかありますが、こだわりが無ければ自動の状態で問題のないレベルでした。
あとは、購入金額を考えるとすごいレベルなのは、RAMの容量と内臓ストレージサイズ。それぞれ6GBと128GBなので、これに関しては文句の言いようはありません。
ゲーム機として考えると、若干難がありそうですが、それでも十分なレベルだと思います。個人的にFPS系のものはやっていないので、正直そこまでのスペックは必要としていません。ただ、Android10ということと、画面サイズが長いので、過去の3D系の表示が重たくなる傾向が強いです。タイトーのレイストーム系のシューティングはキツかったです。手直ししてもらえれば軽くなるんでしょうけど。
耐久性はまだ未知数ですが、正直この端末は大満足です。
長い目で見ると、この端末を分解するのは無理そうだなぁというのがあってバッテリー膨張した時を考えると怖いかなぁ…