2022年4月10日日曜日

Raspberry pi : motionをビルド

motionのページにRaspberry piのビルド方法もいつの間にかしっかり記載されるようになったので問題なくGitHubからビルドできた。

Abbreviated Building GuideのDebian / Ubuntu / Raspbian Packagesに書いてある通りに実行するだけでビルドからインストールまで完了。

実行できる状態になるので、あとはサービスなどの設定を行う。

aptでmotionをバイナリパッケージでインストールされるディレクトリとビルドした異なっているので少し調整が必要になるでしょう。

既にmotionの動作環境が整っているのであれば、一旦サービスを停止させ、init.dかserviceで実行しているバイナリへのリンクを/usr/bin/motionから/usr/local/bin/motionへ変更し、/etc/motion.confを/usr/local/etc/motionへコピーやリンクさせるか、起動時パラメータで指定させます。

変更後、init.d以下の修正を行った場合、リロードする必要がありますが、busterでは警告が表示されるのでそれに従えば問題ないでしょう。

ビルドがそのまま通たので、問題は無いだろうと思っていましたが…旧バージョンから一気に4.4まで上がってしまったのですが、confなどはそのまま使えるようでした。ただパラメータ名がかなり変更されているようで、用途ごとに名称変更が行われていました。

最近使って居ませんでしたが、motionのwebコントロールも使ってみましたが、なんか昔と全然違っていて驚きました。日本語がかなり不自由な感じなのと、肝心のパラメータ設定ができる気がしない…。

bullseyeで既にmotion.log内に日本語が含まれていたので驚きは少なかったのですが、地味に英語に設定できず。ドキュメントでは環境変数のLANGUAGEに設定すればいいみたいなことが記述されていましたが、設定不良なのかバグなのか判断できず、結局

sudo mv /usr/local/share/locale/ja/LC_MESSAGES/motion.mo /usr/local/share/locale/ja/LC_MESSAGES/_motion.mo

として言語ファイルを外してみました。

ドキュメントに翻訳が不足していれば英語表記のままとあったので試してみましたが、うまく行きました。

英語表記になればwebコントロールのページもまともになるかと思ったのですが、パラメータ名のコンボボックスのアイテムは全く増えず。

githubをみる限りバグ報告はなさそうなので、もしかするとどこかに設定する必要があるのかな?

ドキュメントを見直していて、今までカメラに入る光量が変化したときに変動したピクセル数がほぼ全画素数となってしまい、無駄なファイルが保存されてしまうの、反応させる範囲を狭めたかったのですがが、このパラメータが増やされていて助かりました。

正直この辺のパラメータはもっと欲しいとおもっていて、ビルド環境ができたので、正直ソースをいじってみようかな。

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