2014年7月12日土曜日

台風8号

7月としては50年に1度の強力な台風だった8号は日本に局地的にだが広範囲に被害を及ぼした。
沖縄県を南から北へ通過し九州の西側から偏西風の影響でほぼ真東へ針路を変えた後、次第に弱まっていった。
素人目から見ると台風事態は9日の夜ごろには台風の中心付近が崩れ始めて気圧も一気に上がり風速も衰えて言った感じにとらえている。
今回の台風の影響は太平洋側の空気を巻き込みながらいったん日本海へ押し込んだ後、偏西風に直撃し今度は日本海から太平洋へきれいに押し戻されていたため新潟県への影響が出ていたように見える。
しかも台風通過前後だけでなく、偏西風にのった湿った空気は同じ場所に大量の雨をもたらしたためにめったに洪水など発生しないような地区に被害が出てしまったと思われる。
関東への直接的な被害は大雨程度で済んでしまった。

今回は日本に到達する以前から警戒されていて被害もかなり抑えられていた印象を受けた。
実際に土石流などで死者もでているし河川の増水で流されてしまった人も出ているので手放しで喜ぶことはできないが。

問題と思われる懸念事項としては2点
・沖縄で一旦警戒警報が解除され再び発令された。
・素人目で完全に台風の目が消滅しているように見えるにもかかわらず台風による警戒の呼びかけが続いていた。

沖縄での解除の問題はもう単純に「基準」ありきで人としての判断ができない気象庁の体制に問題があるのだとおもう。ただ実際の報道はその後の警戒も引き続き行うように促していたようなのでここまで問題にするのもおかしいと思う。

警戒の呼びかけが全国的に呼びかけられたのは正直おかしいとは思った。
祖母などはマスコミの流す情報に過剰に反応して不安だったようだ。私自身はテレビもほとんど見ない生活なのでそこまでかと思うが、ニュースなどもほとんど台風に関するものばかりになっていたのがとても引っかかった。

ニュースの偏り方がおかしいと感じるのは今回の台風だけではない。少し前には「脱法ハーブ」に関する事件、事故が大量に流され続けた。
情報統制ではないと思いたいが、日本のテレビメディアは完全に腐っているようにしか見えない。

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