2016年2月7日日曜日

Windows 10でCDの取り込み

手元のCDをPCに入れていつでも気軽に再生できる環境は本当に便利です。
MP3は聞きなれてしまえば問題ないものの、CDで聞きなれている曲をMP3で再生すると音質だけでなく、音声劣化の影響で消えてしまっている音が気になってしまいます。
保存容量を気にしなければ無圧縮でそのまま取り込んでしまうのも手ですが、それでも枚数が膨れ上がると初めは数百Mだったファイル群も気づけば1Gを簡単に超えてしまいます。
いまだと32G程度までならSDカードに収まるのでかなり詰め込んでも大丈夫ですが、それでも容量は小さい方が何かと都合が良いのは事実。

色々試行した結果、再生環境が厳しくなりますが、劣化はほとんど気にならなくなるのでWindows Media Audioの可変長形式が便利でした。ビットレートをあげると圧縮の恩恵は減りますが、HDD運用であればほぼ問題のないファイルサイズでした。

久しぶりにWindowsでCDを取り込もうとしたときの話です。

Windows Media PlayerでCDを取り込もうとするとエラーになって取り込めなくなっていました。

Windows Media CenterがWindows 10で削除されているというのは意識していましたが、その影響がここにも出ているようですね…。
色々と調べてみましたが、Windows 10でのCD取り込みに関してあまり良い情報はまだ見つけられていません。

取り込みの形式は何かないのかと試したところ、WAV(無損失)では取り込めたので、CDの取り込みが完全に規制されているわけではなさそうです。

実際にとあるCDを取り込みテストを行ってみました。

形式容量(M)VISTAAndroid
MP3(320kbps)125
WAV(無損失)554×
ALAC(ロスレス)314××
FLAC(ロスレス)319×

取り込みが可能だった形式は以上の4つでした。VISTAで可変圧縮で取り込んだところ約131Mbyteとなりました。

ついでにほぼ素の状態(Windowsであれば特別なインストールを行っていない状態でWindowsMediaPlayer、AndroidであればPlayMusic)で再生可能なファイル形式も記載しておきました。
Windows、Androidともにプレイヤーを別のものにすれば再生可能な形式は増えますし、デバイス側でコーティックが追加されていれば再生可能な形式は増えます。(Windowsはコーディック単体のインストールも可能なので簡単に増やすことも可能です。Windows10では…どうなんでしょうね?(笑))
今回は安定再生を優先するのと、素の状態に近い形での動作確認を行いました。

VISTAでもVLCで再生は可能なので、FLACで取り込んでみたところ、特定のCDでエラーが発生してしまい取り込みがうまく行かないものが出てしまいました。
原因がWindowsMediaPlayerなのか、FLACコーディックなのかがはっきりしません。エラーが発生するタイミングもバラつきがあり、一度エラーになってしまうと取り込んだファイルを一旦削除するか、CDを取り出さなければWindowsMediaPlayerも起動直後に落ちるようになってしまいます。

単体ファイルをみると、Windowsエクスプローラではタグが抜け落ちているように見えますが、フリーのタグエディタなどで見てみるとしっかりと保存されています。最初はタグに含まれる特定の文字が原因かもしれないとおもい、日本語表記からアルファベットに置き換えたのですが変化はありませんでした。
Windowsエクスプローラからファイルのプロパティーの詳細で直接タグを編集してみても変更できず。最悪Windos10のファイルシステムのバグなのかもしれません。

Windowsは不完全なものが多すぎるんですが…。

ちなみになぜWindows10のGrooveミュージックを使わないかと言えば、Windows8で最初は使っていたものの、取り込んだCDのアルバム名や曲名などを編集しても常にインターネットから情報を引っ張ってきて強制的に書き換えられてしまうのに耐えられなかったので使用していません。動作もWindowsMediaPlayerのほうが軽いですし。

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