2011年5月18日水曜日

無線LANカードでインターネットにつないでみた。

CASSIOPEIA A-55V WindowsCE 2.0

もうかなり古いものですが、有線のLANカードで机上において遊んでいたことはありましたが、C1を購入してからほとんど日の目を浴びることはありませんでした。

A-50、A-51、A55Vという名前が記憶にありますが、ROMアップデートをどうするか悩んでC1を購入してしまったような記憶があります。

当時最大の問題だったのは持ち運んでいるときに本体メモリーが良く飛んでしまったんです。
原因はおそらく電池ではなくバッテリーを使用していたため。
乾電池の電圧よりバッテリーは電圧が低いのと出力が極端に落ち込むためだと思って電池交換もかなり頻繁に行ったり、大容量のものを利用したりと工夫しましたがそれでもダメで結局ただの置物となってしまいました。

数年前にエネループのすごさに感動して試しにこのカシオペアに使ってみると…
ほとんど使用しない状態で放置しても1ヶ月程度もつことが確認でき、それ以来電池交換は2ヶ月に1回程度は行うようになっています。

その間役に立ったのは、搭載している辞書ソフトを使ったぐらいですが(笑)

その次に行ったのはCFメモリカード増設。
当時CFメモリカードは高価で10M前後でもそれなりの値段だったのですが、せっかくなのでメモリースティックやメモリーカードを買うついでに認識できそうな容量のCFメモリーカードもついでに購入してみたところ使えました。
2.0Gですけど、本体に搭載されている容量はたかだか数メガ程度。
どう考えても十分です。

そして最後に残ったLAN環境ですが、手元にはまだLANカードがあり有線ならつながるのはわかっているのですが、ケーブルを接続してまでは使いたくないという変な意地がありました。

仕方が無いので適当に無線LANカードを差し込んで見ますが、(あたりまえですが)やはり使えません。

そもそもWindowsCE2.0には無線接続させるためのサブシステムがないのでドライバ側でこれらの制御が必要になります。
探し始めたのが去年ぐらいでしょうか、ふと思い出してGoogleで検索してみるとそのものずばりの記事が引っかかりました。

その記事にはメルコのWLI-PCM-L11でORINOCOのHPよりWaveLAN IEEE PC Card用のドライバ(wlce_402.exe)を使用して接続することが出来たという内容だったので、早速ファイルを入手して試してみることに。

インストールは解凍されたcabファイルをCFカード経由で直接WindowsCE上で実行しインストール。

手元にあったものはWN-B11/PCMというIO DATAのもの。ですが、これは明らかにチップが違うとおもっていたので動作しないことを確認しました(笑)。
ORINOCOということで私の記憶ではVAIO-C1MSXに付属していたものがこのチップだとおもったのですが、それよりもまずはオークションでメルコのWLI-PCM-L11が入手できないか調べてみるとちょうどあったので700円+送料+手数料で取引してみました。
それが先週で、郵送トラブルで差し戻されたものが再配達で無事今日届き試してみることに。
同じ型なので手順どおりに試し見ると、何となくつながったような、つながらないような中途半端な状態に。

無線LANのAP設定を何も行っていないのと暗号化の指定の方法が良くわからなかったのでそこから悪戦苦闘が続きましたが、最終的に無事にIEで波に乗ることができました。(表現が古典的ですが(笑))

ただ、どうも動作が不安定になることもあり、いろいろ調べていると内臓のCFカードの認識がいつのまにか出来なくなっていたり、無線LANカードの設定が消えてしまったりと何度かありました。

記憶によるとCASSIOPEIAの内臓CFカードスロットと、カードスロットのメモリーカード2枚挿しの同時使用は電源がもたないとかなんとかあったはずなので、単純に電力不足に陥っているのかもしれません。

電源を落としてスリープ状態からの復帰でも回復することもありましたが、最終的な解決策はハードウェアリセットをするのが一番早そうです。

実際にIEでページを見ていると、ほとんどのページが文字化け。文字コードの設定を見ると、EUC/JIS/ShiftJISしかないのでした。

ブラウザが必要ですね(笑)

CASSIOPEIAに付属しているCEFrontですが、これはかなり厄介なインストールラが必要そうなもので、とりあえず動作確認だけでもということで、PC上でインストーラを起動し展開されたフォルダの中のものを
ファイル名の変更DLLとEXEに .SH3 と付属している文字列を削除
CFカードに直接転送。
付属のDLL類をCFカードのルートディレクトリに移動。(CE2.0はStrage Cardのルートフォルダに存在するDLLは読み込んでくれる)
これで実際にCE上で実行してみると実行できました。
が、やはり文字コードの壁が(笑)

IEですとページを開いている最中に画像展開で落ちてしまうのかずーっと砂時計表示がされるのですが、さすがCEFront。とりあえずそれなりに動作します。

何度も言いますが、文字化けで使い物にはなりません(笑)。

最後の締めとして、VAIO PCG-C1MSXに付属していたPCWA-C150で実際に接続確認をしてみると…やはりつながりました。

結局オークションでカードを入手しなくても動作確認はできたという結果に。

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