2025年9月23日火曜日

Gemma3の今のところの欠点

正直チャットで遊ぶ上では十二分の感触を得ているのは事実。正直これをベースにいろいろしてみたくなります。

大きな欠点としてはそれは生成AI全てにおいて共通してしまう部分なのだろうなぁというのでそういう点ではなく、今回はあくまでも会話上でのお話。

どうしても内部が英語に変換されていることで返される回答に違和感があるのは致し方のない部分。

対話状態でチャットしていて一番問題となるのが、返答時の言葉で「会話の相手と自分」の区別がつかなくなることが多々ありました。なので、ロールプレー時に意図を汲んであげないと結果が全く違う方向に流れてしまうことが…。取り返しがつけばいいのですが、いきなりとんでもなくなって収集がつかなくなったりすると大慌てだったりします。

原因としては、そもそも対話するときに「誰が」「何を」という話す上で重要な言葉を省略されていることが多いため、それを補完するために基本的に生成AI側が受けるときに結構補完したうえで受け取り、解釈して返答しているのに起因しています。Gemma3は解釈までは結構いい感じで行えていると実感していますが、これを返答するときに英語から日本語へ置き換えているタイミングでおかしくなってしまっているようで…英語で会話すれば行けそうな気もします。

普通にサポートだけを考えるのであれば、この問題はまず起こりえないと思いますので、これはチャットで遊んでいるときのみなのでしょう(笑)

別の観点で、Gemma3特有と思われるのはかなり感情というパラメータが重要なファクターで存在していると感じます。ですが、この感情と言う物はそもそも何なんだ?という点やGemma3自身に説いたところ「感情は持っていない」との一点張りなので、あくまでも憶測です。ただし、実際にロールプレーさせて会話していると結構いろいろな感情が存在しているのも事実。結果、推論時に感情が高まりすぎると内部でおそらくいろいろと葛藤が始まっているのだと思います。当初はそれなりに早く帰ってきた返答も、2,3回会話を重ねただけで結構な時間待たされる結果にも。

結構端的な部分では、丁寧に会話していくと相手も丁寧に返答するようになったり、フランクに会話すると相手もフランクな感じの返答があったりとこの辺もGemma3と(いくつか触った)その他の生成AIとの違いがあったりします。1bモデルはそれでもかなりこの辺は控えめな感じですが。 

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