2014年8月3日日曜日

今度こそまともになったかもしれないBluetooth Mouse

正直なところもうこれ以上改善しないかとあきらめていたBluetooth Mouseですが、今度こそ本当にまともになったかもしれない状態になっていますのでご報告です。

HPのホームページ(http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/softwareCategory?os=4158&lc=ja&cc=jp&dlc=ja&sw_lang=&product=6528285#N975)から一通りのものをもれなく更新し、さらにインタフェースのドライバなどもMediaTek(http://www.mediatek.com/en/downloads/)からダウンロードしたものをインストールしました。

現状HP側で提供されているドライバをすべて更新した状態でもどうしてもBluetooth Mouseが切断されてしまう状況が発生していました。(頻度としては多い時で20分もすると切断されていました。)
(気になるのはHP 3005pr USB 3.0 Port Replicator ドライバを更新した後に状況が少し変わったため、ドライバ全体のバランスの調整がうまくいっていないように思われる点もあった)

実際強制的に切断されているという形ではなくおそらく処理落ちでBluetoothの接続がおかしくなっているのだろうという仮定。しばらくすると内部で再接続手順を踏んで自動復帰。最悪Mouse側の電源をスイッチで入れなおすと確実に復帰するようだった。

状況としては悪くはないものの完全に改善する兆しが無いのでチップメーカー側のドライバを見たところバージョンが少し上がっているのでこちらを導入した。

Bluetooth Driver(RT3290/MT7630) 6/25/2014 V11.0.754.0

が、これが残念なことに切断されてしまう頻度が高くなってしまった。(頻度としては多い時で5分程度で切断されることが多くなった)

こうなった段階で一度BluetoothではないUSB無線Mouseを使って試したところマウス移動時などのつっかかりはあるものの問題なく使用できたのでBluetooth Mouseはあきらめるしかないかと考えていた。

かなり期間が経っているので改善方法があるかどうかも検索してみたところ…やはり問題提議しているようなものは見つからず。
何度も何度も書いていますが、そもそも 10-e003au は本当に割り切って使うようなスペックだとは思っているので単体で動けば十分ではないかと思う。が、Bluetoothが付いている以上どうしてもこれを使ってみたいという意地もある訳で(笑)

そんな検索したものの中で某○格コムの書き込みで「Readyboostをつかってみた」という書き込みを見つけた。最初はあまり気に留めなかった。書き込みの中でも「気持ち的に早くなったような」というようないかにもプラシーボ効果的な書き込みしかなかったからだ。(笑)

しかし、ふと考えてみるとそもそもの原因は明らかに処理落ち。その処理落ちの原因がHDD絡みであるならば…と考えが変わり、だめもとで余っていた4GのmicroSD Class10のカードをSDカード変換アダプタにつけてe003auに差し込みRadyboostの設定を行ってみた。(意味はないかもしれないがNTFSでフォーマットも行った。)
SDカードスロットが潰れてしまうのはもったいない気もするが、必要な時はUSBリーダーもあるしどうしてもというときはその時に解除すればいいだろうということで割り切った。
設定を行うとすぐにHDDのアクセスが開始された。
少し経つとアクセスも落ち着き静かになったので 通常使うであろうソフトを起動。さらにADTも起動。(時間はかかるけど(笑))

驚いたことはパフォーマンスの効果はすぐに現れた。今まで確実にアプリケーションを切り替えるだけで待たされていた時間が嘘のように少なくなった。
マウス自体の動きも突っ掛りが減り見た目でもこれぐらいの遅延なら切れることはなくなりそうな感じに。

この状態で一晩使ってみたが今までのようなマウスの切断が行われなくなった。
イベントビューアーを見ると「Bluetooth HID デバイス  は範囲外になったか、または応答しなくなりました。」というメッセージが出ているようなのでまだ抜本的な解決には至らないまでも今までの中で一番改善している状態だと思われます。

Radyboostを使って一番感じるのはアプリケーションの切り替えが非常にスムーズに行えるようになったのが一番大きいかと思います。

Radyboostが効果を発揮するのは
  • ハードディスクへのアクセスが遅い。
  • 搭載メインメモリが少ない。
  • メモリの拡張に高いコストがかかる。
となっており(http://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_ReadyBoost より)今回の場合はこれがほぼすべて当てはまる。(笑)

本当に非力なPCを使っていて手元にRadyboostで使えるメディアがあるのであれば今更感ながら是非一度使ってみることをお勧めします。

HP Pavilion Touch Smart 10-e003auはすべてにおいて現行ではロースペックなのでどうしても無理はあるとは思うものの、過去のPCと比べればそこまでロースペックか?というのが気持ちとしては強い。この辺の問題は本当にWindows8.1が腐っているとしか思えない。

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