2016年4月11日月曜日

5GHz帯の無線LAN

昨日Googleのおすすめ記事で目に留まった記事を読んでいてコメントしてしまいました。
ちょっとでも確認してからコメントすればよかったと後悔しつつ、ちょっと調べてみました。

日本国内の5GHz帯の電波利用状況はどのようになっているのかは総務省の電波利用ホームページ(http://www.tele.soumu.go.jp/)から知らべることができます。
使用状況の詳細(http://www.tele.soumu.go.jp/resource/search/myuse/use/10000m.pdf)

wikiの https://ja.wikipedia.org/wiki/IEEE_802.11 ページにも周波数帯とチャンネルが記載されていています。

IEEE 802.11aで利用されているW52,W53については屋内に限り無線免許なしに使用することができ、W56は屋外の使用も可能となっている。
そのうえで、W53とW56は観測レーダーなどで利用している周波数帯を利用しているので、レーダーが利用される前後では使用制限がかかるためそのための制御が必要になり、数分間通信ができなくなることがあるということ。

現時点で5GHz帯を野外で利用可能なのはW56のみということ。

なんとなくすっきりしました。(笑)


コメントをした記事はNEXUS5Xの記事だったのですが、実は手持ちのNEXUS9で気になっていたことがあります。
記憶に間違えがなければNEXUS9はたしか11aには対応していたような気がするのですが、今年から利用している11acの無線LANルータでチャンネルを自動にするとつながらなくなることがあり、チャンネルを確認したところどうもW52の範囲しか見えなかったという事実があります。
はじめは無線LANルータ側に問題があるのかと思ったのですが、XperiaZ3TabletCompactではしっかりと見ることができたので不思議に感じていました。

その時は単純にNEXUS9は古いから無線のチャンネルが少ないのかな?といったぐらいの認識でした。

単純にレーダー波の干渉回避がハードウェア的にできないのでW52しか利用できない形になっている気がします。たぶん観測レーダーの回避方法が日本独自になっていて、日本が設計したチップじゃないと対応できないとかそんなレベルのようなきがしますねぇ…。

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