2023年1月30日月曜日

自転車

タイヤをリムから外さなくてもニップルの取り付けはできそうだったのですが、地味にピンセットとかが必要な感じでした…
そもそもニップル自体が摘まみづらいという現実。ジャラーっと板の上にこぼしたので、パレット代わりにちょうどいいかなとそのまま作業を始めたら、やたらとつるつる滑るのなんの(>_<)
ラジオペンチで摘まめたものの、リムとスポークにうまく差し込んでとか無理ゲーでした。
そこでタイヤ外し…持ってたかな?と下駄箱に置いてあるパンク修理キットを見てみるとありました、タイヤ外しが…未開封状態で…
タイヤの空気ぬけがあれだったのでチューブ交換しようと買ったような記憶があったような?
しかも、地味に金属のしっかりした感じの物です。
持ってたなら最初から使ってタイヤを外しとけばよかったw

ニップル取り付け作業の前準備として、ひっくり返すために邪魔になりそうなベルの取り付けねじを緩めたり、全体的に汚れているので拭いたり、錆びたところや、樹脂部分があれなのでシリコンスプレーをかけたり、全体的な確認をして見たところ、外に置いといたのですが、軒下に置いておいたので予想していたよりはまともな感じでした。放置してから後悔したのが、家の中に入れておけば良かったと思ったのですが。
ただ午後になるとかなり日差しがあって紫外線のダメージがかなりありそうとは思っていました。
なので樹脂やゴムはあきらめていたのですが、意外にも後輪のタイヤに空気を入れたところとりあえず乗っても大丈夫な雰囲気に。実際乗ると割れたりしそうなので試し乗りは必要ですが。
スポークが外れてるのは前輪のみで、そちらは接地していた部分が完全につぶされた状態なので空気を入れてみるまで何とも言えない状態。
気になっていた駆動ベルトは伸びてしまったと思っていたのですが、一番外のカバーを外してみたところ問題はなさそうな感じ、問題があるとすればなんか白い樹脂の輪っかが割れて飛び出ていたぐらいでしょうか?、ただ無くても大丈夫そうですが、コレがないとベルト幅の遊びが大きすぎて下手すると外れちゃうのかな?とは感じました。
あと調節部分があることを期待していたのですが、これといってそのような物がなかったというのが正直ショックでした。

一通り確認と下準備が済んだので、ひっくり返して前輪のニップルの取り付けをした感じです。

合計5カ所のニップルが破断してスポークがはずれていたのですが、タイヤを外してみると破断面はメッキの光はなかったのですが、内側はピッカピカの状態でメッキが落ちていなかったのに驚きました。

スポークを戻すに当たり、それなりでいいだろうとそれなりにやったところ間違えて組んでしまい途中でやり直す羽目に。組み方は色々あるようで、組み方によってスポークの長さが変わってくるとのこと。なので組み方を変える場合はスポークも入れ替える必要があるので、長さが同じなら基本的に元の組み方しかできないということ。
よくよくスポークをみると、良くできてるなぁと感心しました。裏表の2本を交差させて引っ張られるとしなるのである程度緩衝効果が出るのだろうなとか、リムの穴の位置も中心ではなく左右にズレがあったり。見れば見るほど「へーなるほど」と言う言葉しか出ませんでしたw

実際に取り付けてみて感じたのが全体的にスポークが張りすぎてる感じがしたのでまずは全体的にゆるめるところから始めました。

参考となったWEBページでは、「一度の調節でニップルを回す角度は40度以下で行って」と書いてあったのですが、全体的に歪んでしまっているので最初は半回転程度回して調節していきました。調節の仕方はよくわかりませんが、全体的な張り具合を見る前にリムがかなり左右にぶれてしまってタイヤがうまく回せないので最初にある程度左右のブレを直した後、軽くタイヤに空気を入れてから今度は左右のブレの調節はニップルの回す角度を90度程度にして行いました。かなり左右のブレは収まったので、次に全体的な張り具合のズレが出てきたためか、円周(接地面)が上下にブレているのでその調整を行いました。
ある程度補正できたのでタイヤに空気を実際に走れるぐらいに空気を入れてのんびりと調節を繰り返してこの日のタイヤの調整は終了。
 
他にも全体的に実際に走行できるか怪しいので磨き掃除しながらチェックしました。
ブレーキの利き具合は甘めですが、とりあえずブレーキワイヤーなどはそのまま使えそう。
ベルもボロボロになりつつも樹脂部分が割れて落ちることはなさそう。シリコーンオイルをかけまくったところ普通に使えそうな状態に。
ボルトの化粧用の樹脂キャップはほぼすべてがひび割れているようなので問題が無さそうな化粧キャップは外すことにしました。
 
一番の問題はランプでした。
最初は意外なことにランプの玉も点灯して問題なく使えそうだったのですが、何度かレバーでダイナモの接地を切り替えていると、なんか引っかかるようになって、4,5回目で樹脂部分が木っ端みじんに。麩菓子の様なもろさでしたw樹脂は紫外線に極端に弱いので、こんな感じなんでしょうね。
他にも樹脂部分はあるものの、現時点でとりあえず崩れなさそうなのでそのままで。
 
結局、とりあえず走行するために必要な部品はスポークのニップルだけで済んでしまいました。夜間走るのならランプも必要ですが…

あとは軽く試運転をしてから再チェックすれば問題はなさそうかな。

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