2020年7月4日土曜日

気になりだすと止まらないセンサーの精度

使っているスクリプトを色々な角度から確認してみたところこれ以上おかしな点はなさそうなので、さらに別の角度から考えてみようかと。
極論は温度、湿度、気圧計を横に並べて比べてみるしかないとおもいます。
ですが、手持ちに無いので、既に使わなくなってしまったDHT11を発掘してつなげてみました。
個人的には、DHT11は温度、湿度センサーで、精度も整数値しか取得できない上、センサー値を取得するときにどうしてもエラーが発生してしまうことからあまり信用していませんでした。
エラーに関しては仕様上の問題もありますが、レスポンスが確実に悪くなるのと、リトライが発生するので時間上不安定になりがちになります。いままで10分間隔にロギングしていた理由の一つとして当初はDHT11も使用していて分刻みだと1分以内に処理が終わらなくなるかも?と考えていたからです。もうすこしエラー率が低くて、リトライもあまり発生していなければよかったのですが。あとは、分刻みだとログデータの発生量が結構インパクトありそうな気がしていたところです。ざっくりと計算すると、固定長のバイナリファイルに収めると1年間で10Mbyte程度になりました。これが大きいか小さいかというのは考え方次第です(が、他に本体の電源電圧やCPUクロックなどのログも取り入れていけばそれだけ大きくなってしまいます)。現状はいろいろ便利そうという理由だけでSQLite3を使ってデータを記録しているので、だいたい1日80Kbyte程度。これが365日なので約26Mbyte程度となります。(ざっくり昼間計算したら1年間で30Mbyteという数字が出てきたきがしますw)
まぁその他もろもろの事情で10分間隔だったわけでが。

さて、少しロギングできたので様子を見てみると…

DATE TIMEBoardTempHumiPressTemp3Humi3error3Temp1-3Humi1-3B - T
2020-07-04 23:07452772877066309100405429000780000-230-1169116507
2020-07-04 23:06452772882066196100414029000770000-180-1080416457
2020-07-04 23:05447902883066111100419329000770000-170-1088915960
2020-07-04 23:04452772888065887100418130000770000-1120-1111316397
2020-07-04 23:03457642892065794100422330000770000-1080-1120616844
2020-07-04 23:02452772884066079100417430000770000-1160-1092116437

データは1000倍して整数値で格納しているので、温度のBME280とDHT11の差は1℃程度でしたが、気になっている湿度は10%以上の差が発生していました。同じBME280の別の個体との差が7%程度あったので、気になっていましたが、まさかの10%以上の差がでているとは…。

昨日の夜に天気HPの地点情報の湿度を比べてもBME280の湿度の数値はかなり低く、室内とはいえ窓を開けた状態で30%程度低かった記憶があります。
現時点でDHT11と比べると…HPでは89%、78%、BME280の湿度は…66%となってます。同じ部屋にあるもう一つのBME280は、73%と出ています。

結構な期間温度センサーを動かしていましたが、あまり細かいところは気にしていなかったとはいえ、BME280は気圧センサー以外はあまり正確な値ではないようです。ただ、センサー感度は悪くないので、ちょっとした変化はすぐに掴める気はします。

結構気に入ってBME280を買いそろえてしまいましたが、別の気温センサー探そうかな?

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